過去記事にあるとおり,従来,FileMakerというアプリケーション上でデータベースを自作し,事件情報を管理するなどしてきました。
事務所内で運用を開始してから数年が経過しましたが,その間に,事務所のメンバーが増加し,共同利用者が増えました。
その結果,FileMakerというアプリケーション上の同時接続数の関係で,支障が生じるようになりました。
そんなとき,本を読んでいて,「たいていのことは,時間さえかければ,最終的にはなんとかできる。もし無理なら,もっと時間をかければいい。多くの人は,その時間をかけることもなく,無理と言っているだけ」という文章に接し,思い立って,とりあえず作ってみました。それが今年の6月のこと。
実際にやってみると,事前に想像していたよりも,意図通りのものが出来上がりそうです。
職場でのテスト運用間近というところです。
従来のシステムと同様,Word,Excelファイルの出力機能も実現できました。
データベースに入力されている情報が転記されたWordファイルが出力されます。
訴状,準備書面,答弁書や,FAX連絡書,郵送での連絡書などが出力できます。
画面左側に関与弁護士を選択する欄があります。
複数人の関与弁護士を作成することができます。
(削除したい場合は選択肢の中の一番上のものを選んで,誰も選択していない状態にすることで,削除をすることができます)
事件一覧画面において,主担当事件だけではなく,関与事件の一覧を表示することができます。
預り金出納帳,立替金出納帳機能も作成しています。