「ローマ字入力」ではない入力方法で,「かな入力」以外に見かけるものとしては,「親指シフト」というものがありますが,乱暴にいえば,それの中指版みたいなものです。
そのような特殊な配列をMacで使用するためには,「Karabiner」というキーリマップソフトを使っていたのですが,この「Karabiner」は,MacOS Sierraには対応しなくなってしまいました。
今更ローマ字入力で入力するのはつらい(できなくはないがだるい)ので,ずっとOSのアップデートを我慢して,Yosemiteのままで使用しておりました。
いつか後継のソフトが出来上がるだろうとずっとウォッチしていましたが,なかなか出てこない。
Karabinerの作者のKarabiner-elementsも開発が進んでいたので,今か今かと待ち望んでいましたが,下駄配列が実現できるような状態にまではなかなかなりません。
→その後同時押しの機能が追加されたので,自分で下駄配列の設定ファイルを作ってみました。
(設定ファイルを~/.config/karabiner/assets/complex_modificationsに置いて,設定に反映させます。
より詳しくは,https://qiita.com/s-show/items/a1fd228b04801477729cのサイトに解説されています。)
記号シフトは一部(自分が使うもの)しか設定を入れてませんし,拗音シフトも「てゃ」などの自分が使わないもの入れていないので,完全版ではありません。
それでも一応ある程度想定通りに動くことは動いたので,まあよしとして,OSもアップデートしました。
(これでようやくAppleWatchで自動ロック解除ができる)
本記事の一番下に設定ファイルのダウンロードリンクを記載しておきますので,興味のある方は試してみてください。
→その後同時押しの設定が加わったので,ファイル及びリンクを修正(30年4月13日)
https://yahoo.jp/box/cc0PMy